manabisoa

2020/08/09 13:48

1. 生命を感じる「活き活きとしたライン」 
生命をもった自然には直線が存在しません。心身の成長の真っただ中にある幼児には、厳格な秩序を持つ直線ではなく、生命を感じさせるような活き活きとしたラインを使った積み木がふさわしいと考えました。



2. ファンタジーを膨らませる「出来上がっていないかたち」
幼児は出会った様々な世界を模倣し、ファンタジーを膨らませて行きます。そんな幼児の創造力・想像力を削ぐことがないように、組み合わせ次第でどんなものにも変容できる出来上がっていないかたちのデザインにしました。

3. 重さや質感が異なる「12の樹種」
幼児は全身が感覚存在であり、与えられたものを善なるものとしてそのまま受け取ります。自然の恵みを受けて各々異なった肌合いに育った木々は、それぞれが子どもたちに豊かな体験を与えてくれます。


4. 歪みのない「左右対称のかたち」 
幼児は環境を模倣しながら身体を作り上げて行きます。そして、人間の身体は左右対称に基づいています。周りの世界をそのまま受け入れてゆく幼児が、その体を健全に育んでいくために左右対称のかたちを基本としました。


5. 舐めても「安心・安全な塗料」 
幼児にとっては、積み木を手で触れるだけではなく、舐めたり口に入れることも自然な行為です。蜜蝋と亜麻仁油のみを使用することで舐めても安全・安心な積木にしました。